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新コーナー「ウイズ」
このコーナーの「ウイズ」という名前は、「with Mr. Hayashi with the members」の略となっています。これまでより、林さんと会員の皆さん、さらに会員の皆様同士の触れ合いの場を用意するための場となっています。
皆様から質問を預かり、林さんへ質問をお渡しし、いただいた回答を以下にQ&Aとして掲載し、会員の皆様にコメントしていただく、というのが一連の流れになります。
なお、質問、コメントについては、会員の皆様全員(投資経験者、投資未経験者、アンチ投資派)に関わるものを林則行さんファンクラブのメールアドレス(hayashinoriyuki.funclub@gmail.com)で受け付けております。
個人的な質問は林さんの質問用メールアドレス(questionhayashi@yahoo.co.jp)までお願いします。どちらか判断しかねる場合はまずはファンクラブのメールアドレスまでお願いします。
より会員の皆様の中でコミュニケーションが活発になり、その中で今後の経済危機について理解を深めていくことにつながっていけば幸いです。
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第209回 失業率の悪化が株価下落をもたらす
失業と株価は相関が大きい 米国の失業率悪化が株価に悪影響を与え始めています。今日はこのお話をいたします。 2025年11月の失業率が発表となりました。4.6%です。これは4年ぶりの悪い数値です。図表1を見ればわかるように、ITバブル(2000年株価天井)の際、リーマン・ショック(2007年株価天井)の際、失業率と株価は似たような動きをしています。 詳しく言うと、失業率が底をつけてから上昇に転じると、株価が下落に入るというものです。なお、図表1では失業率は逆メモリになっているので、失業率の上昇はグラフが下向きになっています。 ピークの時期については失業率が先にピークをつける場合もあるし、株価が先にピークをつける場合もあります。 今回の株価上昇は、例外的に株価上昇の期間が長かったです。2023年4月に失業率は3.4%という低い数字をつけました。失業率はその後、3%台を推移し、2024年5月に4%となりました。一方、株価は上昇を続けました。失業率は夏以降4.3%から悪化が始まり、今日では4.6%になっています。 失業率が悪化すれば、人々の購買意欲は大き

ファンクラブ 林則行さん
1月4日読了時間: 2分


第208回 金投資は積極的に進めよう
弱気に対する2つの反論 ゴールド投資について、{NY先物価格が4400ドルを超えて上昇し始めた場合、買いに入るべきだ}とお薦めいたしました。これについて大きな、皆様には2つの不安があるようです。今日はそのお話をいたします。 ①金は歴史的最高値だ。怖くないか? 現在、ゴールドは歴史的最高値をつけており、「この時点で買うのは怖い」という不安が聞かれます。去年の今頃も、2年前の今頃も、歴史的高値でした。高値が怖い人は買っていなかったでしょう。勝機を見逃したことになります。 図表1にあるように、過去5年、3年、2年、1年などの期間をとってみても、金の上昇率は、NYダウや日経平均の上昇率を上回っています。 ②NYダウと共に大幅下落しないか? 「将来、NY株価が落ち始めた場合、金も連動して下がるのではないか」という不安が聞かれます。図表2にあるように、リーマンショックの時は、金価格が株式に連動して下落した時期がありました。株下落幅が6割だったのに対し、金価格は3割の下落となってしまいました。 株の下落は常に金の下落と連動するのかというと、必ずしもそうではあり

ファンクラブ 林則行さん
2025年12月28日読了時間: 2分


第207回 金:新高値で買い
定石を守るのが一番 金が史上最高値に近づいています。4400ドルを超えた場合は、買いのシグナルが点滅します。今日はこの話をしましょう。 ぼくが皆さんに紹介してきたのは、次の3つの買いシグナルです。すなわち、 RSI=30 RSI=50 新高値の更新 の三箇所でした。 金相場は10月からお休みに入り、最近になって新高値を抜こうとしています。昨日の終値(NY先物)は4370ドルでしたので、あと30ドルで4400ドルとなり、史上最高値です。なお、過去の最高値は10月20日に付けた4398ドルです。 ここから一直線に大きな相場が始まるかどうかは未確定です。その最大の理由は、米国株式市場の動向にあります。リーマン・ショックの事例が参考になります。ダウ平均が54%下げ、金は30%下げました。 今後、このような大規模な下げが起きるとは考えにくいですが、金融市場の混乱により、全ての投資資産が「売り一色」になってしまう局面があるかもしれません。 株式下げ相場の途中から連れ安するリスク ここのところ、NY株式市況が弱い中、金価格は上昇基調にあります。これは金の基本的

ファンクラブ 林則行さん
2025年12月20日読了時間: 2分
第206回 イカ墨からわかる鉱物開発の話
新資源は採算に合わないほどの高コスト 今日は、地中や海底の奥深くに眠る鉱物資源の発掘についてお話します。一言で言うと、こうした鉱物資源から利益を売るには、10年単位での時間が必要だということです。話題が沸騰したとしても、直近の現実には何らの変化もありません。 日本の南鳥島沖の海底深くにレアアースが埋蔵されているという話が出てきており、2026年からプロジェクトが始まるそうです。他には、中国では推定埋蔵量1000トン、推定価値12兆円とされる「世界最大級」のゴールド鉱脈が発見されたとか、米国でも推定埋蔵量2000万トン、推定価値31兆円分とされるリチウムの鉱物資源が発見されたとの話が出ています。 こうした話題を目にすると、多くの投資家が、「関連企業の株が上がるのではないか」とか、「ゴールドやレアアースの供給過多により価格が下がるのではないか」といった一喜一憂を始めます。 しかし、こうした話題は「夢のまた夢」であると考えてください。今日はその理由を食材に例えながらわかりやすくお話しましょう。 世界三大珍味の一つといえば、フォアグラです。これは、ガチョ

ファンクラブ 林則行さん
2025年12月13日読了時間: 4分
第205回 破綻しても動じない資産、それが1540
三菱信託が万一破綻するとどうなるか 1540(純金上場信託 金の果実)のリスクについて説明します。それは運用している会社が破たんすることです。しかし、結論から言えば、「破たんしたとしても問題はない」ということです。今日はその理由を述べます。 運用会社とは三菱UFJ信託銀行です。同社が経営破綻したとしても、金そのものが失われることはありません。 その理由は、「信託財産」という特別な仕組みにあります。信託財産とは、銀行本体の資産とは完全に分けて管理される資産のことです。つまり、銀行の経営状況が悪化しても、その影響が金の保有者に及ばないよう法律で守られています。 このため、万が一三菱UFJ信託銀行が倒れた場合でも、金そのものは「別の受託先」に引き継がれ、最終的には投資家の手に戻ります。ただし、再び自由に売買できる「動かせる資産」に戻るまでには、少なくとも1か月以上の時間がかかると考えておくのが現実的です。 投資家の資産を守る三銃士 ETF1540が保有している現物のゴールドは、国内の厳重な倉庫(三菱倉庫)で保管されています。 国内保管は1540の特長で

ファンクラブ 林則行さん
2025年12月7日読了時間: 3分
第204回 ウクライナ戦争収束は金価格を動かすか?
戦争の影響はゼロ ウクライナ・ロシア戦争が収束する見込みになりました。金価格に影響があるのかという問い合わせが相次いでいます。今日はこの話をいたします。 ウクライナ戦争の影響はゼロといっていいでしょう。なぜか? ウクライナ戦争開始時(2022年2月)に大きく上がらなかったからです。戦争開始時に影響がほとんどないのに、収束時にだけ影響があるのは理屈に合いません。 具体的にいえば、最初の数週間は金価格が上がり、1800ドル弱だった価格が2000ドル台に乗せました。しかし、その後は価格低下が続き、半年後には1600ドル台になってしまいました。 加えて、ウクライナの劣勢状態はここ1年以上前から明らかでした。今や停戦ではなく、降伏を受け入れなくてはならない事態になっています。ゼレンスキ―大統領の亡命や親露政権の誕生も視野に入っています。つまり、地政学的なリスクが急速に低下しているわけではないということです。金価格には影響しないのは当然です。 これに対して、戦争開始時に大きく上昇したのは天然ガス価格です。特に欧州向けの価格が急上昇し、過去最高価格となりました

ファンクラブ 林則行さん
2025年11月30日読了時間: 2分


第203回 金の3つの買いポイントを知ろう
相場の軌道はボールと一緒 金相場がお休み期間に入っています。いつから再び上昇軌道に戻るのか。今日はこの点について解説します。 最初にお話しするのは、相場の原則です。金だけでなく、あらゆる金融商品の動きを説明するルールです。ボールの動きと一緒なのです。 図表1を見てください。ボールは地面から跳ね返るたびに、跳ね返る力が段々弱くなっていることが分かります。エネルギーを失っていくためです。 やがて、ボールは跳ね返らなくなり、地面で静止するでしょう。 これは図表2のように、相場についても同じことが言えます。反発がだんだん小さくなり、やがて落ち着いていきます。 ただし、ボールと相場には決定的な違いがあります。それは、跳ね返りが落ち着いた後の様子です。 図表3から分かるように相場は、落ち着いたあとに新しい上昇(または下落)に転換します。金の場合は長期上昇中ですから、再び上昇波動が始まります。 相場の買いポイントは3つ ボールの動きからわかるように、相場には3つの買いのポイントがあります。 ➊底値が入った時(ボールが地面についた時) ❷相場(ボール)が静止状態

ファンクラブ 林則行さん
2025年11月22日読了時間: 3分


第202回 第3四半期の金生産2.0%増
価格の長期上昇傾向に変わりはない ゴールドは長期的にポジションを積み増していきましょう。 2025年第3四半期のゴールド生産量が発表されました。2.0%でした。 最近の傾向を見ると、最初に発表した際の数値を大きく、3か月後の修正時には小さくする傾向が続いています。第2四半期は3か月前の発表時には+1.4%でしたが、今回の発表時に+0.9%に縮小されています。その前の第1四半期にも同じことが起きていました。 こうしたことから、2.0%という生産増も3か月後には縮小した値に修正されると考えています。 どうやら、生産量を大きく見せて価格上昇を抑えたいという狙いがあるようです。 なぜこのような細工をするのか。それは、生産量の増減が価格に大きく結びつくからです。 図表1にあるように、生産量が大きな四半期(赤いシャドー時期)は価格が低迷し、減産の時期(シャドーなしの時期)に価格が上昇しています。今回の2.0%は比較的大きな増産ですが、下方に改訂される可能性が高いことを考えると、価格上昇に悲観的になることはないでしょう。 生産に関する投資額が、数年前から歴史的

ファンクラブ 林則行さん
2025年11月15日読了時間: 2分
第201回 圧倒的な中国勝利で終わった米中会談
トランプの姿勢で明らかに 2025年10月30日、米中首脳会談が韓国で行われました。会談は圧倒的な中国側の勝利でした。今日はこの理由を説明します。 国際情勢を考える時は、「首脳らの発言や合意の内容で考えないようにする」というのが鉄則です。大事な内容を故意に抜かしている可能性があり、合意の解釈もさまざまできるからです。これに対して、会談の場所や時間の長さは偽(いつわ)ることができません。偽りが許されない事実を手掛かりに考えていくのが賢い方法です。 会談は韓国の飛行場で行われました。米国大統領が中国主席の到着を待ちました。また、会議会場にも米国大統領が先にやってきて、中国主席を出迎えました。中国が上です。両国の立場がはっきり現れています。 また、米中会談は1時間40分でした。 これまでの米中会談と違い、時間が圧倒的に短かったです。前大統領時代には3~4時間の会談が行われていたのと対照的です。 米国はそれしか中国に時間を割いてもらえなかったのです。米国側の日程は帰国するだけですから、時間を延長することはできました。中国側が了承すれば、もっと早めに来ても

ファンクラブ 林則行さん
2025年11月8日読了時間: 3分


第200回 休み期間がどのくらい続くか?
RSIの落ち着きを見る ゴールド相場は、先週からお休みに入りました。皆さんには、この間もゴールドを売らないで保有したままにしておくことをお薦めいたしました。今日はその理由についてお話します。 投資で、巨万の富を築く人は、正しい銘柄を掘り当てて、それを長期で保有する人だと言われます。よく例に挙げられるのがマイクロソフトです。図表1に、その株価の上場来の動きを示しました。 この会社の株を上場した日に買い、現在まで至ることができれば、9000倍になっていました。多くのベンチャー企業が、数年で証券市場から姿を消す中、この銘柄を見極め、しかもその後長期に保有するのは、至難の業(わざ)ですが、今日はこのことについては触れないでおきましょう。 図表1を用いてお伝えしたいことは、マイクロソフトという大成長企業においても長期間の休み期間があったということです。具体的に言えば、1999年に付けた高値を抜くのに14年かかりました。その間の調整期に7割の下落を経験しました。 成長銘柄を見出し、それを長期保有するのが正しい戦略だとするなら、7割下落・14年の休み期間を甘受

ファンクラブ 林則行さん
2025年11月3日読了時間: 3分


第199回 金は一休みとなった
利益確定はせずにポジション拡大が定石 ゴールド価格高騰がお休みに入りました。昨日のNY先物市場で大きく下がったのが理由です。出来高も下げた日が前日の上昇日に比べて大きくなっています。典型的なピークのつけ方です。図表1をご覧ください。 なお、1540の市場価格(NY先物)との乖離率は16%から8%台に縮小しました。 今後の展開はどうなるか。 イメージとして2022年3月のピークとその後の様子のグラフをつけました。長大陰線が生じたあとは、横ばい圏に入るのが普通です。図表2です。横ばい圏にもトレンドがある場合があります。つまり、波を打ちながら下向きに下がっていく場合と、上向きに上がっていく場合です。 2022年3月にピークを打った金価格は、横ばい圏を抜けて長期上昇トレンドに戻るまでに2年を要しました。「同じことが起きてしまうか」という問いにはNOと答えます。長大陰線という1日の出来事からは、その後が長期にわたってどのようなトレンドになるかは全くわかりません。 トレンドは長期のファンダメンタルが影響するからです。金価格は長期で「買い」です。中央銀行などの

ファンクラブ 林則行さん
2025年10月29日読了時間: 3分


第198回 日米株価は10月が弱い
長期でも短期でも似た傾向 日米株価は10月が弱いです。具体的に言うと、「9月まで上昇し、10月に弱まる」というパターンです。実際に、過去50年(1975年~2025年・図表1)、直近15年(2010年~2025年・図表2)、直近8年(2017年~2025年・図表3)の平均価...

ファンクラブ 林則行さん
2025年10月12日読了時間: 2分


第197回 ゴールドは秋が安い
金価格には長年にわたり季節性が存在する 金は秋が安いです。具体的に言うと、10月から12月に価格が落ちやすいということです。これは、過去50年(1975年~2025年・図表1)にわたる平均価格、直近15年(2010年~2025年・図表2)の価格、直近8年(2017年~202...

ファンクラブ 林則行さん
2025年10月6日読了時間: 2分


第196回 金の個人輸出入は合法か?
輸出は1キロまでOK 今日は日本から海外、海外から日本へのゴールドの輸出入(個人)についてお話します。日本への持ち込み(輸入)は難しくなってきました。持ち出し(輸出)は1キロまでOKのようです。 輸出 日本から海外にゴールドを持ち出す場合、1キロまでは申告することなく持ち出...

ファンクラブ 林則行さん
2025年10月2日読了時間: 4分


第195回 カレーライスにみる食生活困窮
外食が安い 今日は日本人の食生活が困窮している実態についてお話しします。 日本の国民食といえば、カレーライスです。カレーライスの原材料価格が大幅に上昇しています。図表1に2022年からのカレーライス価格の推移(ならびに物価上昇率)を記しました。これは帝国データバンクによるカ...

ファンクラブ 林則行さん
2025年9月21日読了時間: 3分


第194回 不動産も大きく下がる
株式に次いで悪い投資先 「ゴールド以外の投資先として不動産はどうか」という質問が相次いでいます。今日はこのことについてお答えいたします。 不動産投資はやめておいた方がいいでしょう。株価と同様に、大幅な価格下落が起こると考えられるからです。...

ファンクラブ 林則行さん
2025年9月14日読了時間: 2分


第193回 ステーブルコインへの投資は時期尚早
高騰銘柄に潜むデジタルドルの影 最近、日本でも「ステーブルコイン」という言葉を耳にする機会が増えました。特に関連銘柄の株価が急騰したことで、注目している方も多いのではないでしょうか。 しかし、こうした銘柄には安易に飛びつかない方がいいでしょう。今日はその理由をお話し...

ファンクラブ 林則行さん
2025年9月7日読了時間: 4分


第192回 トランプ関税の影響が出始めた
米国生産者物価3.3%(7月)上昇 トランプ関税の影響が少しずつ米国の物価に現れ始めました。今日この点について解説いたしましょう。 図表1にそのことが現れています。米国生産者物価が、7月に3.3%となりました。これは6月の時点(2.4%)から大幅な上昇です。一方、米国消費者...

ファンクラブ 林則行さん
2025年8月31日読了時間: 2分
第191回 ウクライナ戦争終結へ
会談日時からわかる今後の方向性 今日はウクライナ戦争の今後について考えてみましょう。前回の「今日の気づき」と同様に、これは国際・国内政治を考える上で、何をもとに考えるのかを示すことが目的です。 結論 ●ロシアとウクライナの間では停戦が実行され、その停戦ラインは、現状戦闘最前...

ファンクラブ 林則行さん
2025年8月23日読了時間: 3分


第190回 日本株は買ってはならない
最後の踏み上げに入った 日本株は買ってはいけません。図表1にあるように、日経平均は連日高値を更新していますが、これはチャート上における典型的な「踏み上げ」の状態にあると考えています。 踏み上げの実例は図表2のマイクロソフトです。赤丸で囲った箇所が踏み上げの実態です。踏み上げ...

ファンクラブ 林則行さん
2025年8月16日読了時間: 2分
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