
Ryu's Bar 〜投資初心者の方とアンチ投資派のためのコーナー〜
このコーナーは、投資初心者の方とアンチ投資派の方のためのコーナーです。アンチ投資派とは、投資に対して、否定的、嫌いといったネガティブな感情を抱いている方のことを指します。
このコーナーのRyu's Barという名前は、私の名前(隆太郎)の「りゅう」を使った名称ですが、私が生まれる10年ほど前まで放送されていた、村上龍さんがホストMCだったTBSのトーク番組の名前だそうです。
村上龍さんは今、ビジネスパーソンに人気のある「カンブリア宮殿」のメインMCをなさっています。
どうでもいいことですが、私の父は村上さんの高校の後輩で、村上さんと同じ阪神ファンです。さらにどうでもいいことですが、父の親友は、村上さんの妹さんのモトカレだそうです。父の親友がこのサイトを覗いておられないことを切に願っている次第です。
このサイトは投資家(林則行さん)のファンクラブのサイトですが、会員の方は投資に関心がある方だけではありません。会長である私は投資をしたことがありませんし、会員の方の中には、投資にネガティブな感情を抱いている方もいらっしゃいます。
「アンチ投資派が、なぜ投資家のファンクラブの会員になっているんだ?」という素朴な疑問を抱く方がいらっしゃると思います。このため、最初にアンチ投資派と投資ビギナーの方へのインタビュー記事を掲載しました。
「林則行さんが好きだから」といったベタなことを言った人はひとりもいませんし、株やゴールドの投資を薦めた人はひとりもいらっしゃいませんでした。
インタビュアーは、ファンクラブの会長というか、事務局の私、佐藤隆太郎です。現役の大学生で、2022年2月現在2年生です(西日本では2回生と呼びます)。この記事を読まれると、なぜ投資初心者の方やアンチ投資派の方が会員なのかがわかるものと思います。投資で儲けたい、という人ではない方ばかりです。
「こんな意見を持った会員の方がいるのだな。」、とテレビのコメンテーターの話を聞くような感覚でご覧いただけると幸いです。
第二十五回 林さんへの逆質問
2024年12月8日




第二十五回 第八回の方の近況報告
2024年10月26日
―第八回だけでなく、第十七回にも掲載させていただきましたね。
「はい。第八回のインタビューのあと林さんの著書が出ましたが、それを読んだあとで純金積立を始めました。あの本、会長との共著になったんですね?」
―あ~、はい、そうなんです。え~、外資のコンサルタントの方でしたね?
「いいえ、退職したので“元”です。今は細々と、知人のコンサルティングをしながら年金で生活をしています。」
―年金を受給されているんですね?
「はい。65歳の時に受給開始時期を遅らせると金額が上がる、という通知がきたのですが、“すぐに受給”を選択しました。」
―どうしてですか?
「受給を遅らせることで上がる金額よりも、純金積立をやった金額の方がはるかに高いだろうと判断したからです。」
―その判断が正しかったかどうかを含めて、純金積立の中間報告をしていただけるんですね?
「はい。まず、あの判断は正しかったです。中間報告は、2024年10月23日時点の純金積立の結果を報告します。」
―よろしくお願いします。純金積立は2022年の6月に始められたのですか?
「そうです。第八回のインタビューにお答えした動機は、通貨下落で多くの人が被害に合われることを避けたいということだったのですが、通貨が下落する前に、結果が出てしまいました。」
―投資は初めてだったんですか?
「はい、そうです。投資には今も関心はないですし、勉強するつもりもないのですが、ゴールド投資だけは少し勉強しました。その結果、ゴールド投資だけは例外的にやってみることにしました。あの本のおかげです。」
―毎月の積立金額はどのくらいですか?
「6万円です。ただ、月ごとに金額は変更できるので、1万円にしたことも10万円にしたこともあります。ある月はスポットで60万円でした。」
―積立しない月はなかったんですか?
「試しにしようと思ったのですが、0円でも手数料、保管料?は取られるとのことだったので1万円にしました。4万円以下は率が少し上がりますが、5万円以上は同じです。」
―積み立てをされた期間は2024年10月までですと2年5カ月ですね?
「はい、29カ月です。」
―結果はいかがでしたか?
「実際の数字をお伝えします。51.5%です。1,515倍の方がわかりやすいかもしれません。」
―林さんは“金は2倍になる”の本のあとのご著書で、“6年間の結果を58%”と書かれていますので、2年5ヵ月で51.5%でしたら、いい線いっている、ということでしょうか?
「林さんに聞いてみて下さい。私はそう思います。林さんの58%は、どう計算をされたのか知りませんが、私は積み立てた金額に手数料・保管料を足した合計金額を、現在の金額で割りました。逆かな?会社でしたら利益です。」
―売上(売却価格)から、原価(積立金額)とコスト(手数料+保管料)を引いた金額なので利益、というのはわかりやすいですね。
「投資が苦手な人にとってはそうですよね。
この期間の中で一度、5万円を売ってみました。
―どうしてですか?
「いろいろと試しれみたかったんです。分析魔なので。
手数料・保管料がいくらになるかと、すぐに売れるかを確認したかったんです。」
―どうでしたか?
「売る際の手数料はかかりませんでした。私は田中貴金属ですが、他社は多少違うかもしれません。
売る金額をネットで入力した日から3営業日をあけて、ゆう貯の口座に振り込まれました。すぐに売れたのか、すぐに売れるけど、入金が3営業日あとなのかもしれません。」
―すぐに売れるけど、入金が3日後だといいですね。
「はい。純金積立はコインや延べ棒のような“ブツ”がないので、銀行に預けているのと同じ感覚です。」
―投資された金額は?
「積立をした合計金額は2,850,000円で、手数料、保管料の合計金額は42,750円でしたので、合わせると2,892,750円です。」
―そして、2024年10月24日の金額は?
「4,381,560円です。1.515%です。」
―金額にすると1,488,810円ですね。
「そんなに細かい数字は計算していません。1.5倍だから手元の300万円が450円になった、という感じです。」
―150万円儲かったんですねえ。
「投資に関心がない人間は、“儲けた”とは思わないのかもしれません。利息のような感じです。当然、ゆう貯や銀行の利息とは比べるまでもありませんね。今は田中銀行様々です。」
―そろそろ売りだと思ったから、今回インタビューに応じていただいたのですか?
「いいえ、林さんの本だとこれからが勝負のはずですから、いま売る気持ちはまったくありません。
今回インタビューに応じたのは、初めて50%を超えたからです。1つの区切りかなあと思ったので、ご報告することにしました。2倍は大きいですが、1.5倍でもかなりうれしいですよ。300万円が450万円になったわけですから。」
―そして、これからが勝負なんですね。
「はい。
私が買った頃、すでにゴールドの価格はかなり高くなっていました。“もう、これ以上は上がらない”と言っていた経済番組のコメンテーターもいました。」
―そうなんですね。
「“高値で買って安値で売ってしまうことになる”という評論家もいました。」
―林さんの“高値で買うべき”と真逆のことを言われているんですね?
「投資では“あるある”の話なんでしょうね。一時期下がった時もありましたが、売りませんでした。」
―正解でしたね。
「はい。投資の世界では、“Buy & Forget”というフレーズがあるそうですが、ゴールドもまさにそうだと思います。」
―買ったら忘れるんですね?
「はい。下がることもあるんで、毎日チェックすると一喜一憂してしまうんだと思います。」
―では、毎日チェックしてないんですね?
「いいえ、一日に一度、チェックしています。あはは。ただ、グラム数を主にチェックしています。グラム数は絶対に下がりませんので。」
―ストレスゼロですね。
ありがとうございました。新高値を更新している今、もう買っても遅いだろう、と思っている人にはいい情報になったかもしれません。
「林さんから“売れ”の緊急発信が出たら、すぐに売ります。」
―ご報告、ありがとうございました。
