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第177回 リーマン・ショックを振り返る

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2025年4月26日
  • 読了時間: 2分

悪夢は繰り返される

今日は今後のNYダウの動きについてぼくの予測を解説します。日経平均も同じように動いていくと考えてください。


今後のNYダウ平均は下落方向に動いていくでしょう。途中ではやや上がることもあるでしょうが、それは、下落がひと休みするだけのことであって、大きな流れは、下向きです。


「トランプの高関税政策によって、世界経済は混乱期に入った。そのため、金融市場の先行きが読めなくなった」という声が数多く聞こえてきますが、これは間違いです。下落相場とはいつもこんなものです。リーマン・ショックと現在の相場を比べれば、ほぼ似たような動きになっています。


図表1は、それぞれの相場における最高値の日を第1日とした。NYダウの値動きを示したものです。1.0が、一番高い日です。リーマン・ショックの時は100日を超えたあたりで、株価(青線)は0.83を付けています。つまりー17%まで下がったということです。



2025年の株価(赤線)は、最高値からまだ100日は経っていませんが、その間-16%をつけています。赤と青線はほぼ重なっているといっていいでしょう。


ただし、「これは今後、リーマン・ショックと同じような波形を描いて下がっていく」ということを論じるつもりはありません。ここで述べたいことは、「一般的に下げ相場とは、どれも似てくるものだ」というものです。


今後の大きな流れはどのようなものなのか?それを示したのが図表2です。図表2には、赤いシャドウのところと青いシャドウのところがあります。



赤いシャドウのところにおいては、リーマン・ショックの時点では、なだらかな下落相場が続いていたところです。しかし、相場はその後、青いシャドウの時期に入ります。ここからは下落が加速していることがわかります。


波形の形は違ってくるでしょうが、今後のNYダウは、最初のうちは静かな下落に終始するものと考えています。ところが、ある時点から、投資家の恐怖心が大きくなり、下げ相場が一気に加速するものと思います。


過去の動きにとらわれ過ぎてはいけませんが、歴史を眺めておくことは大事です。皆さんが日本株や米国株をお持ちの場合は、下落がなだらかなうちに売却し、株式ポートフォリオをゼロにすることをお薦めします。

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