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第174回 NYダウ下落相場入り

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 4月7日
  • 読了時間: 2分

空売り解禁


前日のNYダウ急落を受けて、今後の相場展開に関する予測を更新します。<ポイント>

➊NYダウの天井は、2024年12月4日につけた45,014ドルだったということが確定しました。今後、この高値を抜く上昇はないと考えます。


❷NYダウが今後横ばい圏で推移する期間は長くないと考えます。遅かれ早かれ、大きな下落相場が始まると考えています。


<考察>

NYダウは、4月3日に1,679ドルという大幅な下落に見舞われました。これにより、3月13日に付けた安値(重要な安値)を割り込みました(図表1)



3月11日の時点で、皆様に、「NYダウが陰転した」という今日の気づきを送りました。その理由は「NYダウが1月10日につけた重要な安値を割ったからだ」と記しました。つまり、2回も重要な安値を割り込んだことになります。これは下落相場入りを意味しています。


3月11日の時点ではNYダウは「今後、戻しがある」と示唆しました。それが図表2です(内容は3月11日の気づきのままです)。しかし、現実には、この予想よりは戻しの期間がやや早めに終わってしまいました。



図表3に今後の展開についての予測を示しています。

三つのシナリオを書きました。



一つ目は弱気シナリオです。今後すぐに大きな暴落が始まるというものです。


二つ目は、中立的なシナリオです。大きなショックの後は、やや戻すことが普通にあります。NYダウが少し戻した後に、下がったり上がったりの展開をしながら、長期的に下がっていくというものです。


三つ目は、楽観シナリオです。中立シナリオに比べて、今後にダウが戻す期間がやや長くなり、その上昇幅も大きくなるというものです。


中立シナリオの可能性が高いと考えています。しかし、投資部の皆様の投資戦略にとって、3つのシナリオの差はあまり大きくありません。

<投資戦略>

➊現在米国株、日本株を持っている方は、早いうちに処分することをお薦めします。

❷資金はゴールドにシフトすることをお薦めします。

❸下落相場入りを受けて、空売りが解禁になりました。空売りに関心のある方は始めていただいて結構です。

有料の投資講座を始めました。これに伴い、毎週更新するのはウイズのみとしました。ご興味のある方は次のURL「林則行 知るだけで勝てる株式投資番組」をご覧ください。

 
 
 

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