top of page
検索
執筆者の写真ファンクラブ 林則行さん

第15回 ①資産を減らしたくない私でも会員になれますか?②貴金属店が閉店したら金は買えなくなりますか?

一昨日、会員になったばかりの40代男性です。


先週の金曜日、同僚からのすすめで会員になり、2本の動画を見ました。

どちらかの動画の最後に、林さんの新著の表紙がありタイトルを見たら、

「大不況でも資産を増やせる」とありました。

私は減らしたくないと思って会員になりました。

こんな私でも会員でいいのでしょうか?

あと、WIZには、

「中国では10回くらい貴金属店が閉店になった。再度、開店したときに売ればいい」とありました。

少し安心したのですが、下落のサインが出たあとで閉店になったら、そもそも買うことができなくなるのではないでしょうか?

そんなことは杞憂なのでしょうか?

先輩の会員の方にとってはくだらない質問だと思いますが、とても気になったので質問させていただきました。

どうぞ、よろしくお願いします。


2点の質問にお答えします。

1. 資産を減らしたくない方、増やしたい方はファンクラブでは大歓迎です。

ぼくの主張は「これから大きな不況や大きなインフレがやってくる」というものです。それも、史上最大規模です。そんな時にうかうかしていたら、あっという間に資産を減らしてしまいます。そんな中、うまく立ち回れば資産が増えるチャンスがあります。ピンチの時にはチャンスが巡ってくるものです。それをぜひものにしてください。


2. 貴金属店が閉店になったら、金を買うことができないのではないか

もっともなご質問です。貴金属店が営業できない日がくるかもしれません。貴金属店が営業していても、金の売買だけが禁止されるケースも考えられます。コロナ禍でデパートや小売店、飲食店が閉まった経験を持つ私たちにとっては、貴金属店が閉まるリスクだって想定しておくべきです。


どのような状況下で、金の売買が停止されるか?

政府(日本だけでなく、欧米諸国の全政府)が金価格の上昇を恐れる時です。金価格が上がるということは、相対的に貨幣価値が下がるということです。インフレが始まり、デフォルトしない国(例:中国、ロシア)の通貨に対して為替レートが大幅に下がる時です。


そうした命令が出るとしたら、それはいつ頃か?

それをお応えする前に、ぼくはこれから起きること(史上最大規模の危機)は、このような順番になると考えています。

① 株価が大暴落を始める

② 金利が少しずつ上昇を始める

③ 株価が高値から半分の位置にまで下がると、金利上昇が本格化する

④ G7政府は相談の上、デフォルトに踏み切る

⑤ 金融市場(株式、債券)は1週間程度は停止

⑥ 再開後は株価は前例のない規模の暴落、金利は大幅上昇となる


可能であれば、皆さんに①と③の双方の時点でサインを示したいと思っています。

金の売買が停止になることがあるとすると、それはいつか?③~⑥のどの段階でも起こるリスクがあります。仮に④またはそれ以降の段階で金売買が停止されるなら、皆さんには問題は少ないでしょう。ぼくが③の段階で今後のリスク喚起を行う(ことができると考える)からです。


ただし、③の早い段階で金売買が停止された場合は、ぼくのリスク喚起は間に合わない可能性があります。この確率は低いと思いますが、全くないとは言い切れません。その場合は、政府は「システム障害(またはウイルス対策)でしばらく金売買を停止します」といった口実を設けるでしょう。すぐに再開するようなふりをして、長期に閉鎖するでしょう。多くの人が気づかないうちに、金の購入はできなくなってしまいます。

こうなると、対策として考えられるのは、今のうちから金を買っておくことになります。


なお、ご質問の中に記載の若干の間違いがあります。ぼくが中国の市場暴落に関して指摘したのは、取引所(証券や先物の取引をするところ)が10回以上も閉鎖になった事実です。貴金属店ではありません。しかし、金を買う人にとってはどちらでも同じようなものです。世界的に市場が閉じてしまえば、貴金属店での金取引も停止します。

閲覧数:995回1件のコメント

最新記事

すべて表示

第154回 玉木代表不倫の裏側

公安の暴露が発端 国民民主党の玉木代表の不倫問題について、今日は論じます。 11月11日、「国民民主党の玉木代表が不倫をしている」という報道が報じられました。本人はこれを「概ね事実」として認めました。不倫は2人で行うものですから、その2人以外がその事実を知るのは、本来はなか...

第153回 日本の最高指導者は誰か

記事にヒントが隠されている 今日は、「日本の最高指導者は誰なのか」というお話をいたします。それは、日本に駐在する米国大使です。日本は米国の子分だからです。 米国の命令は絶対的で、これに従わなければなりません。それを出先でしっかりと遂行させる役割を担っているのが、駐日米国大使...

1件のコメント


🐟魚と投資保全🟡  宜しくお願いします
🐟魚と投資保全🟡  宜しくお願いします
2022年5月21日

ウィズのご質問のどれもが的確な急所、常識の盲点を突いたもので、毎回感心します。先生のご回答も明確でわかりやすく、類をみません。ウィズ発信の頻度も増え、ファンクラブ運営の皆様に感謝しています。

いいね!
bottom of page