質問:
林さんはこれまでたくさんの質問メールに答えてきたと聞いています。その中で特に印象に残った質問とはどのようなものでしたか?
回答:
皆さんからいただいた質問にはこれまで100%答えてきました。例外は送信したメールがエラーメッセージで戻ってくる場合です。(最近の例はoutlook.comからメールをお送りくださったTさんです。これを読んでいたら、別のアドレスから送り直してください。)
質問の後に短い近況を書き加えてくださる方がいらっしゃいます。「地元の秋祭りが始まった」とか「農作業の収穫で今は忙しくなっている」とか、「体調が良くなってスタスタ歩けるようになった」といった具合です。その方の暮らしぶりや人柄が感じられ、心がなごみました。最後に名前が書いてあり、以前にも質問を下さった方だとわかりました。メールを通じて大切な人間関係を築くことができました。
ご質問を送って下さる方には初心者から上級者までいろいろなレベルの方がいます。質問内容を読めば、ぼくはその方がどのレベルにあるかはすぐにわかります。例えば、「ゴールドではなく、不動産への投資はどうですか?」といった質問が来たとします。実際同じ質問がたくさん届きます。ぼくの考えは同じなのですが、初心者と上級者とでは回答の中身を変え、その方に満足していただけるように工夫しています。上級者向けには統計やそれに関するサイトを紹介することがあり、初心者へは難しい用語を用いないようにしています。
さらに、質問のやりとりが一往復(いただいたメールに回答を書く)では終わらないことが多いことも承知しています。質問者の意図をぼくが十分に読み取れずに、回答が質問者の聞きたい内容からずれてしまうことがあるからです。そういう時はまた1,2往復のメールのやり取りをすることになります。これはこれで楽しいやりとりである上に、やりがいを感じています。
そうした甲斐があるせいかどうかはわかりませんが、リピート率は8割超になっています。つまり、一度メールをくれた方との関係がそこで終わるのではなく、8割以上の方が後日また質問メールを下さるという意味です。ぼくはお名前を見て、「数か月前にメールをくれた人だ!」とすぐに思い出します。「林とのやりとりは価値がある」と認めて下さっているようで嬉しい気持ちになります。
なお、ぼくがこのようなことを書いたからといって、皆さんがご自分の近況を書かなくてはならないということは全くありません。
それでも、皆さんにぜひお書き頂きたいのはお名前です。それはぼくにとって、とても貴重なものです。お名前はできるだけ記憶しようといています。せっかくメールを下さった方ですから、お名前をできるだけ覚えて、この縁を大事にしようと思っています。
林則行先生、今年も一年様々なご教示ありがとうございました。 又、ご質問者の皆様におかれましても、非常に鋭く有益なご質問を投げていただき大変勉強になりました。 この場をお借りして感謝申し上げます。 ありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 🐟魚と投資保全🟡