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第49回 政府報道を鵜のみにしてはいけない理由を教えてください。

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2022年11月4日
  • 読了時間: 3分

質問:

「国債のデフォルトが発表になる直前まで、『日本は安泰だ。何も心配することはない』いった報道がなされる」と林さんはご著書の中で説かれています。ということは、現時点でも政府は私たちを騙しているということでしょうか?情報操作がよくわかる事例があれば教えてください。


回答:

餃子の王将犯人逮捕はインチキの典型例

政府(=マスコミ)の報道は一言で言えば情報操作です。政府が私たちに信じさせたい情報を流します。日々「日本の国債は安全だ」と説かれれば、私たちは、「きっと本当なんだろう」という気持ちになってしまいます。


政府からの報道が如何にひどいものなのか。それを端的に示す事例が最近ありました。餃子の王将の殺人事件犯人逮捕です。


犯人逮捕は2022年10月28日。殺人事件が起きてから約9年が経ちました。DNA鑑定をしたところ、犯人が現在収監中の男だということわかったということです。こんな馬鹿なことがあるだろうか?


容疑者は別件で4年前に逮捕・起訴され、現在は収監中の身でした。少なくとも4年前の事件の際に、本人のDNA鑑定は済んでいるはずです。だとしたら、4年前には本件でも逮捕できたはずです。ちょっと考えればわかることです。


政府(この場合は警察)の発表はウソだらけです。

真実はこうでしょう。

容疑者を4年前には逮捕できない事情があった。その事情が解消されたので逮捕に踏み切った。これが最も整合性のある解釈です。


では、その事情とは何なのか?

容疑者は雇われて人を殺すプロフェッショナルです。この容疑者を逮捕すると、「実際の依頼主は誰なのか?」を必ず調査することになります。

警察はすでに依頼主を特定しています。それが発表できない人なのです。普通に考えれば、依頼主は相当の社会的な力を持った人だということになります。つまり、政治家でしょう。王将から多額の金額がこの政治家に流れたのです。


どうして、現在では政治家の氏名公表を公にする方針に転換することが出来たのか?それは日本の政治力学に大きな変化があったからでしょう。


* * * * *

ここからはぼくの憶測になります。

おそらく、安倍元首相の殺害で、安倍グループの力が弱まったのです。この黒幕政治家は(何らかの形で)安倍のグループに属しており、今までは警察が手を伸ばすことができなかったのではないでしょうか?


ただし、最終的にこの政治家の名前が公表されるか否かは、岸田首相の判断になるでしょう。最後まで敵を追い詰め、「さあ、氏名を公表するぞ」と脅すだけに留め、降参させるという方法もありえます。岸田は公表を行うと敵を増やすことになります。しかし、それ以上にメリットあると感じるならば、この政治家の公表を行うことになると思います。


このように考えると、一般の政府発表はごく表層的なものにすぎません。自分たちに都合のいいものばかりを発表していることがわかるでしょう。

 
 
 

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