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第48回 信頼できる情報源を教えてください。

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2022年10月28日
  • 読了時間: 3分

質問:

国内外の経済、金融、政治情勢を伝えるサイトの中で信頼できるもの、日々チェックすべきものはありますか?


回答:以下の2つのサイトがお薦めです。


「田中宇の国際ニュース解説」

「副島隆彦の学問道場」


世の中で起きている真実を伝える貴重なサイトです。分析力と先見性に優れています。両者とも無料と有料のサイトがあります。お金を払っても十分対価のある情報が得られます。


私たち庶民にとって最も大事なことは、これから訪れることになる大不況において、自分の身を守ることです。自然災害の場合、身を守るとは身体の安全を確保することですが、大不況の場合、資産を守ることになります。


そのための方法は何か?正しい情報に接することです。政府の報道を信じないことです。政府は大不況に際して政府自体を守ることを優先するでしょう。大不況が近づいたら、政府の報道は過去の「大本営発表」になるでしょう。


例えば、ある地域で某銀行の取り付け騒ぎが起きた場合、それは全く報道しないでしょう。全銀行が営業停止に陥る場合、その発表は直前(例:金曜日の営業終了後から翌週月曜日の朝)になるでしょう。それまでは、「国債は安泰。デフォルトは1%の可能性もない」と言いふらしているでしょう。


TVは政府の下僕ですから、これも信用できません。しかし、TV報道が信用できないとなると、どのような情報に頼ればいいのか、途方に暮れてしまう人も多いのではないでしょうか?


そこで紹介したのが上記の2つのサイトです。


田中宇氏は世界情勢の情報提供に秀でています。ウクライナ戦争においても、「悪者は米国の方であり、ロシアは被害者の立場だ」という国際標準の見方を報道し続けています。(なお、ぼくは金融市場の価格変化から、『マスコミ報道に騙されるなー世界情勢を見る視点』 7月16日定例発信)でロシア善玉説を取り上げています。)国連では3分の1の国しかロシア制裁に賛成していない事実についてもTVでは報道されていません。


また、田中氏は、欧州では倒産銀行の救済にあたり、預金者保護の優先順位が下がっており、預金の過半が戻ってこない状況になっていることを伝えています。これも日本の大手メディアでは決して報道されない種類の話です。


副島氏は鋭い視点から国内外問題の分析を行っています。例えば、最近の例ならば、安倍元首相殺害の真犯人は現在逮捕されている容疑者ではなく、日本の政治家や米国CIAが関与していると言っています。ウクライナ大統領は米国の傀儡(かいらい)に過ぎないと言います。常識がひっくり返る話が山盛りです。


私たちが迎えることになる混乱期には常識では判断できないことばかりになるでしょう。両氏のこうした見方が必要になります。

 
 
 

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