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第40回 純金積立が政府に没収されるリスクはありますか?

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2022年9月17日
  • 読了時間: 1分

質問:

米国では1930年代に庶民が保有するゴールドを取り上げました。林さんは、「日本ではその心配はない」と言いますが、純金積立はどうでしょうか?これを国家が取り上げるリスクはないでしょうか?



回答:

純金積み立てゴールドが当局によって取り上げられる可能性は低いでしょう。国家か狙うのは大口の資金だけです。


最初にターゲットにするのは預金です。通貨暴落によって価値を引き下げることで、事実上預金を奪うわけです。これだけで世の中は大混乱になります。人々は政府の言うことを聞かなくなるでしょうから、政府もそれ以上の無理強いはできないでしょう。


純金積立は預金に比べて微量しかないでしょうから、政府がわざわざ取り上げようとしないと思います。どうしても心配であるなら、現物(地金)を貸金庫に保管するしかないでしょう。銀行の貸金庫は政府によって狙われる可能性がないとはいえないですが、倉庫会社が経営する貸金庫は心配ないでしょう。数が少ないので、当局の管理外になるでしょう。


拙著『世界が大不況でも資産を増やせるって本当ですか?』(ダイヤモンド社)に倉庫会社の貸金庫一覧表を掲載しています。

 
 
 

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