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第28回 金投資に加えて、株式投資を行ってもいいでしょうか?

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2022年8月7日
  • 読了時間: 2分

質問:

以前から株式投資を行ってきた者です。林さんがゴールド投資を薦めているのは知っていますが、株式投資についても継続して行っていいでしょうか?


回答:

株式投資とゴールド投資では目的が全く違います。株式は成長を求める投資であり、ゴールドは資産を守るための自衛です。

株式投資の神髄をひとことで言えば、「ゆるぎない成長を続ける」会社に投資することです。


ゆるぎない成長についてはどのようにして見分けるのか?

これは『株の公式』、『株の絶対法則』の読者から最も多く受ける質問です。『株の公式』ならばP109からの記述、『株の絶対法則』ならば2章の記述がそれにあたります。それぞれの著書の中で最も大事なページです。


ゆるぎない成長とは、今後不況が予想されても、円高(安)が予想されても、原油高が予想されても、そうした逆境にもめげずに成長していく会社を指します。


ここでよく考えてみてください。

不況、円高(安)、原油高などの影響を受けない会社って数多くあるでしょうか?めったにありません。だから、逆境が予想される状況下では株式投資を行わないのが賢い選択です。


統計を示すと、市場が50%上昇するような局面では、多くの銘柄が満遍(まんべん)なく上がるのではなく、ある会社は100%上がり、ある会社は0%の上昇に留まる(つまり上がらない)のが普通です。選別が命です。


これに対して、市場が50%下落するような局面では、ほとんどの銘柄が50%のプラスマイナス15%(つまり、マイナス35%~マイナス65%)の下落率を示すようになります。損失は確実になってしまいます。


市場が横ばい圏で推移する際は、この中間的な数値になります。市場が伸びない中、ある銘柄は2割上がり、ある銘柄は2割下がるといった具合です。この環境下で儲けるのは難しいです。


 
 
 

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