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第218回 金価格は根強く上がっていく

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 9 時間前
  • 読了時間: 2分

日本の金利上昇に見る異常さ

高市政権がガソリン価格への補助金再開を打ち出しました。「生活が楽になる」と手放しで喜んでいる投資家は、甘い認識を改めてください。

政府には打ち出の小槌も、専用のお財布もありません。補助金を配るということは、その穴埋めのために赤字国債を大量発行して借金を増やすということに他ならないからです。

今日は、このバラマキ政策が致命的なダメージを与えつつある現状についてお話しします。


生活費を借金で賄うことの危うさ

今の日本の状況は、個人の家計に例えればすぐに理解できます。 給料は全く増えていないのに、「ガソリン代が苦しいから」と毎月新たな借金を重ねて生活を維持している状態です。

最初は安い利息で貸してくれていた相手も、借り手の借金総額が雪だるま式に膨らんでいくのを見れば、「これ以上貸すなら、もっと高い利息(金利)をもらわないと・・・」と警戒し始めます。

現在の日本国債に起きているのは、まさにこの現象です。国債の動きに現れた明確な異常事態を見てください。



図表1は、日本と米国の10年国債利回りの推移です。

日本の長期金利は国債残高の大きさが嫌気され、金利水準がだんだんと上がって来ました(国債価格が下がってきました)。その流れを加速したのが、10月21日の高市政権誕生です。米国の10年債利回りが比較的落ち着いた推移を見せているのに対し、日本の10年債利回りは政権発足直後から急上昇を始めました。これは、市場が政府の支出拡大(=国債増発)を即座に織り込み、日本の債券が強烈に売り浴びせられている、つまり信用が落ちている決定的な証拠です。


リーマンショック以上に厳しい投資資産減少が始まる

金利の急騰は、投資家にとって猛毒です。株も下がるし債券価格も下がるという展開になっています。リーマンショックの際より重症です。リーマンショックの時には株は下がりましたが、債券価格は上がりました(つまり、金利低下となりました)。投資資金の逃げ場があったのです。

こうした中、究極の安全資産であるゴールドのみが独歩高になっていくでしょう。現在の金融市場の展開を見ていると、通常株安の際に起こるゴールド安は短期間で終わる可能性が高くなってきたと考えらえます。

引き続き、ゴールドへの資産シフトが最善の選択肢です。


有料の投資講座を始めました。これに伴い、毎週更新するのはウイズのみとしました。ご興味のある方は次のURL「林則行の投資部ホームページ」をご覧ください。


 
 
 

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