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第171回 NY株式市場の陰転

執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さんファンクラブ 林則行さん

NYダウが重要な安値割れ


3月10日、NY株式市場でダウ平均が陰転しました。前日比で890ドル(2.1%)下がり、41,911ドルとなりました。図表1です。



先週までにNASDAQ市場が陰転し、NY市場のS&P500指数も重要な安値割れとなっていました。東京市場は2024年7月から弱い基調が続いていました。


NYダウの大幅下落の理由として、米国大統領が不況入りを否定しなかった(つまり、肯定した)ためだと言われていますが、政府高官の発言だけではダウ平均が陰転することはありません。「本当に景気が悪い」というのが理由です。


これにより、世界の主要国の株価は陰転したことになります。これから1,2カ月の間に暴落が始まるでしょう。最初のうちは、小さな下落率に終始するかもしれませんが、景気動向の悪化が進み、株価下落は本格的になっていきます。


今後の株価ですが、やや上がる局面があるでしょう。その理由は、図表2にあるように、騰落レシオが強く推移しているためです。騰落レシオは前日比で上昇銘柄数から下落銘柄数を引いて作った指標です。



このレシオが強いのは多くの銘柄が上昇している時で、弱い時は多くの銘柄が下がっていることになります。現時点では、レシオの下がり方はNYダウそのものに比べて限定的です。つまり、下がっている銘柄数が多くないということです。強気の相場が展開される可能性が高いです。


今後の株価の見通しについては図表3に記した通りです。株価は1,2カ月の間、上昇に転じ、「NYダウ復活」を思わせる展開になるかもしれません。しかし、それは騙(だま)しであり、本格的な下げがその後に待ち受けているでしょう。



空売りを始める人は十分にご注意ください。損切りを8%において、最小の単位から始めてください。

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