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第16回 暴落の「サイン」は「先行指標」と同じですか?

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2022年5月27日
  • 読了時間: 1分

質問:株の暴落サイン、通貨の暴落サインの「サイン」は「先行指標」と同じと捉えていいでしょうか?

異なる点があれば教えて下さい。


回答:

言葉の意味は同じだと考えてください。つまり、株式や通貨が暴落する前に発するシグナルをサインと呼んでいます。これを先行指標と呼んでも差し支えないということです。


ひとつだけ注意点があります。先行指標とは一般には景気の悪化(底入れ)に先立って動く示す指標を指します。例えば、住宅です。住宅は人生最大の買い物で、ローンを組むことが多く、ちょっとでも先行きに不安があると、買い控えが起こります。景気がほんの少しでも悪化し始めると、皆が守りに入り、住宅展示場からは顧客がいなくなります。そんなことから、住宅(着工面積)は景気の先駆けであると言われています。


景気に最も先行性の高い指標(住宅以上に先行性がある指標)は株式指数だと言われています。エコノミストが景気の悪化を判断する場合、株価の下落を最重視しています。


しかし、株や通貨、そのほかの金融商品に投資する投資家はこれでは使い物になりません。株価(通貨)が暴落するサインが欲しいわけです。そこでぼくが考えたのが株式や通貨暴落のサインです。

 
 
 

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