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第159回 NYダウ、今後の予測

  • 執筆者の写真: ファンクラブ 林則行さん
    ファンクラブ 林則行さん
  • 2024年12月21日
  • 読了時間: 3分

昨日(12月18日のNYダウ急落(―2.6%)S&P500の急落(―3.0%)を受けて、今後の相場展開についての予想を更新しました。今日はこの話をいたしましょう。

図表1がニューヨークダウの過去のチャートです。このチャートの中に安値を付けた地点に、矢印をつけておきました。安値が切り上がって来ているのがわかるでしょう。上昇相場が続いてきた証拠です。

これに対して、昨日の大幅な急落により、NYダウの株価が直近の安値(11月4日)に近づいてきました。この安値を割った場合は、天井が確定することになります。



NYダウは、もとより天井を打つ可能性が高くなっていました。それを表したのが図表2です。これはファンドマネージャーの買いポジションです。ファンドマネージャーが買い上がって、その比率が80%を超えると、相場が軟調になることが通例です。買いが80%ということは売りが20%ということであり、その後に買うマネージャが少なくなってしまっているからです。(講義動画で詳細を語っています。)



過去、最もファンドマネージャーが買い上がったのは、リーマン・ショックの直前でした。この際は93%までファンドマネージャーは買い上がりました。現在は史上2番目の高さで、89%まで買い上がっています。

ただし、この統計の使い方には注意が必要です。長期統計ですので、「数ヶ月以内に相場に軟調になる可能性」を知らせるものです。

これに対して、短期的なトレンドを示すのが騰落レシオです。図表3です。騰落レシオの定義は、「日々の上昇銘柄数から下落銘柄数を引いたものを毎日足し合わせて計算する」というものです。これについても、動画講義の中で詳しく語っていますので、今日は省略します。

この騰落レシオを見ると、ここまでは底値が切り上がってきたのがわかります。矢印の位置が上がっているからです。



しかし、昨日、この騰落レシオは、11月4日の底値を割ってしまいました。つまり、相場が軟調に入ったということを示しています。

こうしたことを総合すると、今後の展開については二通りを考えることができます。

悲観シナリオ(シナリオ1):

今後すぐに11月4日の株価を割った場合、天井が確定します。つまり12月4日につけた45,000ドルが最高値だったということになります。今後、長い下落相場が始まることになります。

楽観シナリオ(シナリオ2):

これに対して楽観シナリオには、ここからいったん株価が上昇に転じるというものです。ただし、その後、また軟調な展開が始まります。今回の12月4日から始まった下落相場の底がいくらになるかはわかりませんが(あと何日下がるかわかりませんが)、その底を再度株価が割った時点が下落相場の始まりとなります。この場合、下落相場の始まりは一、二ヶ月先にずれることになるでしょう。

いずれにしても、近いうちに、NYダウの天井が確定する見込みになりました。




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