ファンクラブ会員、佐藤元昭さんが2024年3月に癌のため亡くなりました。58歳でした。
今日はこの話をさせていただきます。
訃報掲載の理由は何か?
こういう立派な方がいたことを皆様に知っていただきたいと、ぼくが思ったからです。
写真は2024年3月2日のパンローリング社主催の投資戦略フェアEXPO2024でのもので、佐藤さんとぼくとの握手が映っています。逝去が3月16日でしたから、写真はその2週間前のものです。
写真を見ていただければ、眼力の鋭い方にはわかると思いますが、佐藤さんのお顔に清らさが漂っています。
佐藤さんは偽りのない生き方を貫いた方です。他人への思いやりの深い方でした。だから、誰からも愛されていました。佐藤さんから直接ぼく宛てにいただいたメールやウイズに投稿いただいた文章をみると、佐藤さんの心の美しさが感じられます。
ぼくの元には日々質問メールが届きます。それを読むだけで、ぼくはその方の投資の実力がわかりますが、それだけではありません。その方の生き方までもがわかるようになりました。
「人間は40歳を超えたら顔に責任を持たなくてはならない」というのはリンカーンの名言です。顔に誠意や前向きに生きようとする姿勢、仕事力が表れます。年齢を重ねるにつれて、その方がお書きになるメール文章にも同じようなことが表れることがわかるようになりました。
ファンクラブの多くの方は何回もぼく宛てにメールを下さいます。不思議なことに、誠意の高い方ほどその回数が多いのです。縁とはそういうものなのでしょう。ぼくは佐藤さんに、佐藤さんはぼくに惹かれていました。
このサイトは将来起きるであろう金融危機に際して最善の資産保全を行うことを目的にしています。最善の資産保全は最高の資産拡大にもつながります。一挙両得のチャンスです。
事実、佐藤さんご自身もゴールド投資を進め、定期的に金を買い増す方法で、資産全体を大きくされました。この間にいくつもの質問をいただき、それに回答する過程で、人間関係を深めてまいりました。
ぼくのノウハウ、知識はこのようにお金儲けを促すものですが、佐藤さんと接するうちに、「人として、それ以上に大事なことがある。誠意ある生き方を貫くことだ。それが何より重要だ」と思うようになっていきました。
3月2日のセミナー当日、佐藤さんには1時間くらい前においでいただき、講演直前まで講師室でお話をさせていただきました。奥様の介護付きで、握手した際、手がグローブのように膨れていました。
また、亡くなる前日の3月15日にメールをいただきました。そこには癌がステージ5(末期)にまで達したことが記されていました。ぼくも即座に返信しました。このやりとりが最期でした。
佐藤さんが最期まで健常人と同じ意識をもって過ごされたのは、ご本人の徳のなす業だったと解しています。
ぼくから奥様に頼んで、訃報・写真を掲載したいとお願いしました。奥様からの快諾が得られたので、このように掲載させていただきました。
生きていくのは中々ハードな事ですが、林先生の言葉や佐藤様の生きていた雰囲気を感じて力をもらいながらやっていこうと思います。ありがとうございました。
林先生の言葉が
心に刺さります。
すごくいい写真ですね。佐藤さん、いい顔されています。亡くなる直前という感じがまったくしません。ご冥福をお祈りいたします。