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執筆者の写真ファンクラブ 林則行さん

第11回「Ryu's Bar」に対して感想はありますか?

質問:

Ryu’s Barに多くの皆さんが参加されており、コーナーの盛況ぶりを感じます。このコーナーは会長の佐藤さんとファンクラブの会員の皆様の間で進んでいるコーナーだと存じ上げております。

林さんのRyu’s Barに対する現在の印象、質問者の皆様への感想などございましたら教えていただきたいです。


回答:

Ryu’s Barは、ぼくも読者のひとりとして記事を読ませていただいています。どの記事を読んでも、皆さまから寄せられるご信頼やご期待にお応えしていかなくてはならないという気持ちになります。まさに身が引き締まる思いがします。


皆さまのメッセージのどれも印象的なのですが、第6回の方(魚屋)の方は、何回かぼくに直接質問メールを下さいましたので、よく覚えています。(ほとんどの方は自分の職業を質問メール上に記さないのですが、この方は「自分は魚屋です」と書かれていたので、印象に残っています。)


何回かメールのやり取りをしているうちに、「魚屋が一年で一番忙しいのは大晦日(12月31日)です」と伺いました。知らないことでしたので、少しお利巧になった気分になりました。


今回の記事を読んで、飲食店を開く夢をお持ちだということがわかりました。ゴールドでの儲けをその原資にしようとされているのですね。質問メール上のやり取りでは出てこなかった話でした。ゴールドに託す夢を伺うことができ嬉しかったです。


ほかにも、第12回(公務員)の方は、今は亡きお母様と2人でぼくの本をお読みくださり、ゴールド投資を始められたと伺いました。第7回(会社員)の方もぼくの本を投資の指針として高く評価していただきました。それぞれ、とても喜ばしい記述であるとともに、著者としての責任を感じます。


                 *  *  *

ここからは、ぼくが皆様への回答を書く際や本の執筆や講演の際に最も留意していることについてお話します。それは誠意です。


講演会の終了後に、あるご夫婦が本にサインをして欲しいと訪ねて来られたことがありました。夫の方はアメリカ人でした。


ぼくは、「日本語をお読みになるのですか?」と奥様に聞きました。すると、「さあ」と答えるではありませんか。「この人(=ぼくのこと)は誠意がある。だから本が欲しい」と自分(=奥様のこと)に語ったというのです。


日本語が母国語でない外国人がぼくの講演を聞いて、「誠意がある」と感じたのが驚きでした。ファンクラブの皆様の多くはご存じでしょうが、ぼくは講演会では早口でまくしたてます。それも、途中で「べらんめえ調」が入りますから、外国人にはなお理解できないでしょう。それでも誠意は、(話の内容とは別に)伝わるらしいことがわかったのです。


だとしたら、今後はどんな場面でも、思いっきり誠意を込めるようにしようと心に決めました。それまでも誠意の重要性は感じて取り組んできたつもりでしたが、それを最重要に位置づけました。


ぼくは今、「株価が7割下がる、その際、金が7000ドルに上がる」と予測を出しています。現状からみれば、それは「突拍子もない戯(たわ)言」に聞こえてしまうでしょう。さらに、ウクライナ問題に関してロシアのみを悪者にするメディアを批判していますが、これも多くの人にとっては、「何を言っているんだ。悪いのはロシアなのに」と片づけられてしまいます。


相場は少数の者が儲かる世界です。大衆は常に間違えます。別の言い方をするなら、「戯言」を掲げた人、信じた人が資産を増やせるわけです。


ぼくの「突拍子もない戯言」を聞いていただくには、それを発するぼくに誠意があることが最需要だと心から思っています。


皆様から質問メールをいただいた場合、お名前をできるだけ記憶しようとしています。何回かメールをやりとりするうちに、信頼関係が出来上がってきます。それはぼくにとってとても幸せなことです。


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