公安の暴露が発端
国民民主党の玉木代表の不倫問題について、今日は論じます。
11月11日、「国民民主党の玉木代表が不倫をしている」という報道が報じられました。本人はこれを「概ね事実」として認めました。不倫は2人で行うものですから、その2人以外がその事実を知るのは、本来はなかなか難しいです。内閣総理大臣選出直前という時期に発覚というのは、あまりにもタイミングが良すぎると思いませんか?
それでは、この問題をどのようにして、誰が発見したのか。簡単に言えば、雑誌に対してタレコミがあったからです。そのタレコミ元は誰なのか。それは公安です。公安は、主要な政治家・財界人・芸能人のスキャンダルネタをできるだけ多く集めています。
そうした有名人は、自分のスキャンダルが公になるのが嫌ですから、公安の言うことを聞くようになります。玉木代表は11月7日に、米国大使と面会し、その席で自民党の政権に協力するようにと要請を受けたはずです。
しかし、玉木氏は、自分の政党の力が伸びていることに得意になりすぎていたのでしょう。「もっと国民民主党の主張を聞きなさい。そうでないと今後の政権運営に協力しない」と執拗に迫ったと推測されます。それは、自民党を怒らせ、ひいては、米国を怒らせる形になってしまったのです。
その結果、「玉木という人間を外さなければならない。そして、国民民主党の力を落とさなければならない」という力が働き始めたのだと思います。それがこの不倫問題の公表の裏側にあります。
従って、今後、玉木氏は急速に力を失っていくことになります。公安の力が働いているという事実は、主要な政治家ならば誰もがわかっていることですから、玉木氏の凋落を見て、「自分も保身のためには、現政権並びに米国には従わなければならない」と反省するようになると思います。
今後、国民民主党を別の人物が主導するようになるかどうかは別として、その人物は、自民党に協力するようになっていくでしょう。政治とは、こうした裏側の力を通じて動いていくものだということをわかっていただければ幸いです。
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