質問:
7月13日の集会において共和党の大統領候補トランプ氏が襲撃されました。このことは株価に影響を及ぼすことになるのでしょうか?
回答:
株価にすぐに影響するということはありませんが、重大な事態であるという認識を持つべきです。
解説:
重要な事実は「弾丸がトランプの耳を貫通した」ということです。このことからわかることは、「銃撃」がやらせではなかったということです。
2004年の台湾での総統選挙において、現職の陳水扁が投票日直前に狙撃されたという報道がありました。この時は、ニュース映像を見る限り、陳氏平気そうな表情をしていました。各種ニュースは翌日になって、「やらせではないか。同情票を狙っている」と言い出しました。陳氏は再選を果たしました。
台湾の総統選挙と事情が違うのは、あと数センチトランプの立ち位置がずれていたら、致命傷になっていたであろうということです。つまり、この襲撃は本物でした。
さらに重要なことは、銃撃が大集会の最中に起きたという事実です。しかも、130メートルの距離にあるビルからの狙撃でした。集会場には当然のことながら、銃の持ち込みは禁止されています。近隣のビルも厳重にチェックされます。最近は飛行機のハイジャック事件があったとしても、犯人が銃を持ち込んだという事例はありません。銃の持ち込みは簡単ではないのです。
犯人が集会場周囲のビルに銃を持ち込んだという事実からわかることは、警備側に共犯者がいて、その者が銃の持ち込みを許したということです。警備側も何重にもチェック体制があるでしょうから、それをすり抜けるのは楽ではありません。
つまり、警備側に大人数の裏切り者がいることが推察されます。TVでは狙撃犯の素性について詳しく報じていますが、警備側では、「裏切り者は誰だったのか」という犯人捜しが厳重に行われているはずです。
犯人側の意図は何だったのか?
当然ながら、トランプ候補の殺害です。バイデン大統領の認知症が庶民のレベルにまで明らかになった今、現職大統領がトランプに勝てる見込みはなくなりました。前回の大統領選挙のように不正を行なうにしても、あまりに人気の差がつきすぎているので、バイデン勝利という開票結果を誰も信じなくなるからです。
そこで思いついたのが、トランプの殺害です。
トランプが死去すれば、共和党は新たな候補を立てることになります。民主党が候補者を取り換えたとしても、その者が新大統領になれる可能性はかなりあるでしょう。前回のように不正選挙を行っても、大衆が気づかないかもしれません。
株価にはどのように影響するのか?
11月までの月日が順調に流れるならば、トランプ候補の勝利は確実でしょう。米国庶民もそのように感じています。ところが、今回のような襲撃や前回のような不正によってトランプの大統領当選が阻止される事態となれば、米国民は黙っていないでしょう。この場合、米国の政治状況は流動的になってしまいます。経済にも暗雲が立ち込め、株価は大幅下落に転じるでしょう。
トランプへの銃撃はもうできないでしょう。残る手段は大きな暴動を起こして社会を混乱させることです。混乱に乗じて何らかの対策を打つしかありません。ウクライナやパレスチナで行われているように、大統領選挙を延期するのはひとつの手です。
投資家の皆さんは、現状では、米国の政治状況が流動的になったということを頭に入れておいてください。
私もgoda rennさんのおっしゃる通りだと感じております。
何が起こっても不思議じゃない、なんでもありの世の中、という感じがしますね。
11月まで、まだ何かありそうです。