質問
林さんの占いの話、興味深く読ませていただきました。
「時間がずれること」について読んでいる際、2人の人を思い出しました。
ひとりは出口王仁三郎で、もうひとりはエドガー・ケイシーです。
二人ともウィキで詳しく紹介されていますが、宗教家の出口は世界大戦(大空襲?)がくることを予測して、時期がずれたこと(この場合は遅くなったこと)で弾圧された(投獄もされた)と記憶しています。
デドガー・ケイシーはTBSの「知っているつもり」という番組でも紹介されていました(いまも、You Tubeで見ることができます)。彼も時間がずれることを言っていた覚えがあります。
物理学では四次元世界の存在を証明しようとしているようですが、物理学者は、「四次元世界には、時間という概念がない」と主張しています。私は占いも、相場を読むことも、この四次元が深く関係しているような気がしています。
もっと言えば、時間がずれる理由がここにあるような気がしています。林さんのご意見をお伺いできればと思っています。
よろしくお願いします。
回答:
ジム・ロジャーズを離れて、出口王仁三郎やデドガー・ケイシといった霊能力者についてのご質問ですね。ぼくはこの分野については、投資とともに語ることのできる分野です。
霊能力のある人は、
例えば
●癌が近い将来発病するか否か
●目の前にあるキノコが有毒か否か
●妻に浮気を感づかれているか否か。最善の対処法は何か
●持病に効く治療法(医師)は何か(誰か)
●おなかの中にいる赤ちゃんは男か女か
といったことに的確な回答を与えることができます。例をよく見てもらえばわかるのですが、これらは将来予測ではありません。(癌の場合ならば、潜伏期間が10年と言われているので、潜伏している病気を当てることになります。)
これに対して、ある人が、離婚(失業、病気、家族離反、投獄など)の運を持っていることがわかっても、その具体的な発生時期となると精度が落ちることがあります。
考えられる理由として、霊能力者は霊界と交信しますが、霊界の時間の感覚は現世の時間の流れと違うからかもしれません。(これは質問者がおっしゃっているような四次元の世界の話に似ているかもしれません)また、単純に将来は現時点では確定していないからかもしれません。
興味深い質問と、先生のご回答もより関心を持つものです。林則行先生の、占い、に関する文言の書かれておられる書籍を知りたいのですが、、、教えて下されば幸いです。